9月5日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
マザー・テレサの精神を受け継ぐ、思いやりの国際デー: 国際チャリティー・デー
2012年(平成24年)12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。日付はマザー・テレサの命日にちなむ。ボランティア活動や慈善活動の重要性について啓発し、参加を呼び掛けることが目的。
Q: なぜマザー・テレサの命日が「国際チャリティー・デー」になったのですか?
A: マザー・テレサ(1910年~1997年9月5日)が、生涯を通じて貧しい人々や病気に苦しむ人々のために献身的な慈善活動を行い、その功績でノーベル平和賞を受賞した偉大な人物であることから、彼女の命日である9月5日に敬意を表し、国連によって制定されました。
Q: チャリティー活動にはどのような種類がありますか?
A: 貧困、飢餓、病気、災害、環境問題、教育格差など、様々な課題に取り組む活動があります。具体的には、NPO/NGOへの寄付、ボランティア活動への参加、フェアトレード製品の購入、チャリティーイベントの開催・参加、啓発活動などが挙げられます。
Q: 私たちにできる身近なチャリティーはありますか?
A: 少額からの寄付(オンライン募金、コンビニ募金など)、使わなくなった衣類や書籍のリサイクル寄付、地域の清掃活動や子供食堂などでのボランティア、SNSなどでチャリティーに関する情報を広めることなど、身近でできることはたくさんあります。まずは関心を持つことが第一歩です。
王選手が初受賞!国民的栄誉を讃える日: 国民栄誉賞の日
1977年(昭和52年)のこの日、2日前の9月3日に通算ホームラン数756本で世界最高記録を作った王貞治選手(当時37歳)が、日本初の国民栄誉賞を受賞した。
Q: 国民栄誉賞とはどのような賞ですか?
A: 日本の内閣総理大臣表彰の一つで、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者」に対して、その栄誉を讃えることを目的としています。1977年に創設されました。
Q: なぜ王貞治選手が最初の受賞者となったのですか?
A: 通算本塁打世界記録の更新という、前人未到の偉業を達成したことが、まさに国民に大きな感動と希望を与えたと評価されたためです。この偉業を讃えるために国民栄誉賞が創設され、王選手がその第1号受賞者となりました。
Q: これまでにどのような人が受賞していますか?
A: スポーツ選手(例:衣笠祥雄、高橋尚子、羽生結弦)、作曲家(例:古賀政男、遠藤実)、俳優(例:長谷川一夫、森光子)、漫画家(例:長谷川町子)、冒険家(例:植村直己)など、様々な分野で輝かしい功績を残した個人や団体が受賞しています。
PDCAで目標達成!計画と実行の大切さを考える日: 計画と実行の日
株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズ(P&E DIRECTIONS)が制定。計画(Planning)を立てて実行(Execution)することの大切さを、世の中に広めていくことが目的。日付は計画の計の字が9画であり、実行の英字のExecutionの頭文字Eがアルファベットの5番目であることと、同社の設立日が2001年(平成13年)9月5日であることから。

Q: なぜ計画と実行が大切なのですか?
A: 目標を達成するためには、まず具体的な計画(Plan)を立て、それに沿って行動(Do=実行)することが不可欠です。計画なしに行動すると、方向性が定まらず、時間や労力を無駄にしてしまう可能性があります。計画があることで、目標達成への道筋が明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。
Q: 計画を立てる際のポイントは何ですか?
A: まず、具体的で測定可能な目標(SMARTの法則など)を設定することが重要です。その上で、目標達成に必要なタスクを洗い出し、優先順位をつけ、期限を設定します。実現可能なスケジュールを立てることも大切です。
Q: 計画倒れを防ぐにはどうすれば良いですか?
A: 計画を実行した結果を定期的に評価し(Check)、改善点を見つけて次の行動に活かす(Action)という「PDCAサイクル」を回すことが効果的です。計画通りに進まなくても、柔軟に見直しを行い、継続することが重要です。小さな成功体験を積み重ねることもモチベーション維持につながります。
花咲く未来を願って?語呂合わせでプロポーズを応援: 球根で求婚記念日
フラワーガーデン花恋(カレン)が制定。日付は「きゅう(9)こん(5)」(球根・求婚)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ「球根」と「求婚」を結びつけたのですか?
A: 「きゅうこん」という同じ読みを持つことから、語呂合わせで結びつけたユニークな記念日です。制定したのは、静岡県浜松市で園芸店などを運営する「フラワーガーデン花恋」です。
Q: 球根を贈ることに特別な意味はありますか?
A: 球根は、土の中で栄養を蓄え、やがて美しい花を咲かせます。その姿から、「未来への希望」「秘めた愛」「成長」といった意味合いを連想させることができます。求婚という人生の大きな節目に、二人の未来が花開くことを願って球根を贈る、というロマンチックな解釈もできるかもしれません。
Q: この記念日はどのように過ごすのが提案されていますか?
A: 語呂合わせにちなんで、大切な人にプロポーズ(求婚)する日として提案されています。また、花を咲かせる前の球根のように、将来に向けて夢や計画を語り合う日にするのも良いかもしれません。
エネルギー資源を見つめ直す、語呂合わせ記念日: 石炭の日/クリーン・コール・デー
「ク(9)リーン・コ(5)ール」と読む語呂合わせから、日本のエネルギー安定供給に石炭が重要な役割を果たしていること、そして石炭をクリーンに利用する技術(クリーン・コール・テクノロジー)への理解を深めることを目的に制定されました。電力会社や関連団体がPR活動を行うことがあります。
Q: なぜ9月5日が「石炭の日」や「クリーン・コール・デー」なのですか?
A: 石炭をより環境負荷の少ない形で利用する技術「クリーン・コール・テクノロジー」の「ク(9)リーン・コ(5)ール」という語呂合わせに由来します。
Q: 「クリーン・コール・テクノロジー」とは具体的にどのような技術ですか?
A: 石炭を燃焼させる際に発生する二酸化炭素(CO2)、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)などの排出量を削減したり、石炭をガス化して利用したりするなど、石炭利用に伴う環境への影響を低減するための技術全般を指します。高効率な発電技術や、CO2を回収・貯留するCCS技術などが含まれます。
Q: 石炭エネルギーの現状と課題は何ですか?
A: 石炭は埋蔵量が多く、比較的安価で安定供給が見込める重要なエネルギー源ですが、燃焼時にCO2排出量が多いという課題があります。地球温暖化対策の観点から、石炭火力発電所の高効率化や、再生可能エネルギーへの転換などが世界的な課題となっています。