2月1日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
日本の映像文化を変えた日: テレビ放送記念日
1953年(昭和28年)のこの日、NHK東京放送局が日本初のテレビ本放送を行ったことから制定されました。

Q: なぜ2月1日がテレビ放送記念日なのですか?
A: 1953年2月1日に、NHK東京放送局が日本で初めてとなるテレビの本放送を開始した歴史的な出来事を記念しているためです。これにより、日本の映像文化の新しい時代が幕を開けました。
Q: 当時のテレビ放送はどのようなものでしたか?
A: 放送開始当初は白黒放送で、放送時間も夕方から夜にかけての数時間と限られていました。また、テレビ受像機自体が非常に高価(当時の公務員の初任給の数十倍)だったため、一般家庭への普及には時間がかかりましたが、駅前や公園などに設置された「街頭テレビ」には多くの人々が集まり、プロレス中継などに熱狂しました。
ロングセラーチョコの誕生日: ガーナチョコレートの日
1964年(昭和39年)にロッテから「ガーナミルクチョコレート」が発売されたことを記念して、同社が制定しました。
Q: なぜ「ガーナ」という名前なのですか?
A: 主な原料であるカカオ豆の原産国の一つであり、高品質なカカオ豆の産地として知られるガーナ共和国にちなんで名付けられました。本場の味を届けるという想いが込められていると言われています。
Q: ガーナチョコレート発売の背景には何があったのですか?
A: 発売当時、日本のチョコレートはまだ海外製品に比べて品質が低いと見られていました。そこでロッテは、スイスのチョコレート技術を導入し、口どけなめらかなミルクチョコレートの開発に成功。「ガーナミルクチョコレート」は日本のチョコレートの品質を大きく向上させるきっかけとなりました。
女の子たちの憧れが始まった日: プリキュアの日
人気アニメ「プリキュアシリーズ」の第1作目『ふたりはプリキュア』が2004年(平成16年)2月1日に放送を開始したことを記念し、制作会社の東映アニメーション株式会社が制定しました。
Q: プリキュアシリーズはなぜ人気があるのですか?
A: 「普通の女の子が自らの意思で変身し、困難に立ち向かう」という主体性のあるヒロイン像や、肉弾戦を主体としたアクションシーンが、従来の女児向けアニメとは一線を画し、幅広い層からの支持を集めました。友情や成長といった普遍的なテーマも魅力です。
Q: 「プリキュアの日」はファンにとってどんな日ですか?
A: シリーズの原点である『ふたりはプリキュア』の放送開始を祝う特別な日です。ファンはSNSなどで「#プリキュアの日」といったハッシュタグを付けてお祝いのメッセージやイラストを投稿したり、関連グッズを飾ったりして、作品への愛を共有しています。
海の王国の始まりを祝う日: 琉球王国建国記念の日
1425年の旧暦1月1日(新暦では2月1日頃にあたることが多い)に、中国・明王朝の宣徳帝が尚巴志(しょうはし)を琉球国王として認めたとされる出来事を記念し、沖縄県観光事業協同組合などが制定しました。これにより、約450年間にわたる琉球王国の繁栄の基礎が築かれました。
Q: 尚巴志とはどのような人物ですか?
A: 琉球(沖縄)の歴史における英雄の一人です。当時、沖縄本島は北山・中山・南山の三つの勢力に分かれて争っていましたが(三山時代)、中山の指導者であった尚巴志が他の二つを滅ぼして統一を成し遂げ、琉球王国の初代国王となりました。
Q: 琉球王国はどのような特徴を持つ国でしたか?
A: 東アジアの中心という地理的な利点を活かし、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国との中継貿易によって栄えた海洋国家です。「万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘」に刻まれた銘文は、当時の活発な交易活動を象徴しています。また、首里城に代表される独自の建築様式や、紅型(びんがた)などの染織物、琉球舞踊といった豊かな文化も育まれました。
暮らしの快適さを考える日: ニオイの日
日付の「に(2)お(0)い(1)」と読む語呂合わせから、消臭・芳香剤「ファブリーズ」などを製造・販売するP&Gジャパン合同会社が制定しました。生活空間のニオイについて考え、より快適な暮らしを提案することを目的としています。
Q: なぜ企業がこのような語呂合わせの記念日を制定するのですか?
A: 製品やサービスの認知度向上、販売促進が主な目的です。記念日を制定することで、メディアに取り上げられたり、消費者がそのテーマについて考えるきっかけになったりするため、効果的なマーケティング手法の一つと考えられています。
Q: 日常生活で気になるニオイにはどのようなものがありますか?
A: 家庭内では、生ゴミや排水口、トイレ、靴箱、ペット、タバコなどのニオイが気になることが多いようです。また、衣類についた汗や料理のニオイ、部屋干しの際の生乾き臭なども挙げられます。季節によってはカビのニオイも問題になります。