2月7日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
身近な淡水魚を思う語呂合わせの日: フナの日
日付の「フ(2)ナ(7)」と読む語呂合わせから制定されたとされる記念日です。

Q: なぜ2月7日が「フナの日」なのですか?
A: 日付の数字「2」と「7」を「フ(2)ナ(7)」と読む単純な語呂合わせが由来とされています。特定の団体が制定したというよりは、語呂合わせとして自然に広まった記念日の一つと考えられます。
Q: フナはどんな魚ですか?食用のイメージはありますか?
A: フナはコイ科に属する淡水魚で、日本の河川や湖沼、田んぼの水路など身近な場所に広く生息しています。環境への適応力が高く、様々な種類がいます(ゲンゴロウブナ、ギンブナ、キンブナなど)。食用としては、滋賀県の郷土料理である「鮒寿司(ふなずし)」が有名ですが、これはニゴロブナという特定のフナを発酵させたもので独特の風味があります。一般的には、泥臭さがあることや小骨が多いことから、他の魚ほど積極的に食用にされることは少ないかもしれません。
雪と氷の祭典を記憶する日: 長野の日(オリンピックメモリアルデー)
1998年(平成10年)2月7日に、長野冬季オリンピックの開会式が行われたことを記念する日です。長野県などでは「オリンピックメモリアルデー」とも呼ばれています。
Q: 長野冬季オリンピックはどのような大会でしたか?
A: 日本で冬季オリンピックが開催されるのは、1972年の札幌大会以来26年ぶり2度目でした。72の国と地域から2000人以上の選手が参加し、7競技68種目(当時)が行われました。「自然との共存」を基本理念の一つとし、環境に配慮した大会運営が目指されました。
Q: 長野オリンピックで印象的だった出来事は何ですか?
A: 日本勢の活躍としては、スキージャンプ・ラージヒル団体で原田雅彦選手らの活躍により金メダルを獲得した「日の丸飛行隊」のドラマや、スピードスケート男子500mでの清水宏保選手の金メダル、フリースタイルスキー女子モーグルでの里谷多英選手の金メダルなどが国民を熱狂させました。また、開会式での小澤征爾氏指揮による第九演奏や、スノーレッツという可愛らしいマスコットも印象に残っています。
領土問題への関心を深める日: 北方領土の日
日本政府が1981年(昭和56年)に閣議決定により制定しました。日付は、1855年2月7日に日本とロシア帝国との間で「日魯通好条約」が調印され、択捉島とウルップ島の間に国境が平和的に定められた歴史的な日に由来します。
Q: 北方領土とは具体的にどの島々を指しますか?
A: 北海道の北東洋上に位置する、択捉島(えとろふとう)、国後島(くなしりとう)、色丹島(しこたんとう)、歯舞群島(はぼまいぐんとう)の四つの島々(地域)のことです。これらは歴史的に日本の領土であり、一度も外国の領土となったことはありませんでしたが、第二次世界大戦末期にソ連軍によって占領され、現在もロシア連邦による不法占拠が続いています。
Q: なぜ「北方領土の日」が制定されたのですか?
A: 北方領土問題に対する国民の関心と理解を深め、北方領土の返還を実現するための運動を全国的に推進することを目的として制定されました。この日を中心に、全国各地で講演会やパネル展示、署名活動などの啓発活動が行われます。