2月23日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
語呂合わせで親しむ日本の象徴: 富士山の日
「ふ(2)じ(2)さん(3)」(富士山)と読む語呂合わせから。

Q: なぜ2月23日が「富士山の日」とされているのですか?
A: 日付の「ふ(2)じ(2)さん(3)」という読み方が、日本の象徴である「富士山」に通じる語呂合わせから来ています。この覚えやすさから、富士山をより身近に感じ、その価値を再認識する日として提唱されています。
Q: 「富士山の日」は公式に定められているのですか?
A: 山梨県が2001年に、静岡県が2009年に、それぞれ条例で2月23日を「富士山の日」と定めました。両県では、この日に富士山の環境保全や文化についての啓発活動、関連イベントなどが行われることがあります。国レベルでの祝日ではありませんが、富士山周辺地域を中心に大切な日とされています。
Q: 富士山に関して他に記念日はありますか?
A: 8月8日も、形が末広がりで縁起が良いとされることや、「八」の字が山の形に見えることなどから「山の日」の一部として富士山が意識されることがあります。また、富士山の世界文化遺産登録記念日(6月22日)などもあります。
包む文化を伝える語呂合わせ: ふろしきの日
「つ(2)つ(2)み(3)」と読む語呂合わせから。
Q: 2月23日が「ふろしきの日」となった由来は何ですか?
A: 「包む(つつむ)」という言葉を「つ(2)つ(2)み(3)」と読む語呂合わせが由来です。日本の伝統的な包装材である風呂敷の便利さや文化的な価値を見直すきっかけの日とされています。
Q: この記念日は誰によって制定されたのですか?
A: 京都ふろしき会(現在は京都ふろしきメーカー会)と京都ふろしき振興会が2000年に制定しました。風呂敷の多様な使い方やエコな側面をPRし、その普及と文化継承を目的としています。
Q: 風呂敷にはどのような魅力がありますか?
A: 一枚の布でありながら、包むものの形を選ばず、様々な大きさや形状に対応できる柔軟性があります。また、繰り返し使えるため環境に優しく、結び方次第でバッグのように使うこともでき、デザインも豊富でファッション性も楽しめます。贈答品を包む際の礼節を示す文化的な意味合いもあります。
国民の祝日: 天皇誕生日
現在の天皇陛下(徳仁天皇)のお誕生日を祝う国民の祝日です。2019年の即位に伴い、翌2020年から2月23日が天皇誕生日となりました。
Q: なぜ2月23日が「天皇誕生日」なのですか?
A: 2月23日は、現在の日本の天皇である徳仁(なるひと)陛下のお誕生日です。日本の「国民の祝日に関する法律」では、天皇の誕生日を祝日と定めているため、この日が国民の祝日「天皇誕生日」となっています。
Q: 以前の天皇誕生日は違う日付でしたか?
A: はい、天皇の代替わりに伴って天皇誕生日の日付は変わります。平成の時代は、上皇陛下(明仁天皇)のお誕生日である12月23日が天皇誕生日でした。昭和の時代は、昭和天皇のお誕生日である4月29日(現在は昭和の日)が天皇誕生日でした。
Q: 天皇誕生日にはどのような行事が行われますか?
A: 皇居で祝賀の儀式が行われるほか、天皇陛下が皇后陛下とともに皇居・宮殿の長和殿ベランダにお出ましになり、国民から祝賀をお受けになる「一般参賀」が行われます(近年は状況により中止・縮小の場合あり)。また、全国の神社などでも奉祝行事が行われることがあります。