10月6日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
ハリウッドスターに感謝: トムの日
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン株式会社(現:パラマウント・ジャパン合同会社)が制定。日付は「ト(10)ム(6)」と読む語呂合わせから。大人気のハリウッドスターであり、数々の作品で日本のファンにも親しまれているトム・クルーズのこれまでの功績に感謝と敬意を表した記念日です。
Q: なぜパラマウントが「トムの日」を制定したのですか?
A: トム・クルーズは、パラマウント・ピクチャーズが製作・配給する映画、特に「ミッション:インポッシブル」シリーズなどで長年にわたり主演を務め、世界的な大ヒットに貢献してきました。その功績を称え、日本でのさらなる人気とDVD・Blu-rayなどの販売促進を目的に、日本法人が制定したと考えられます。
Q: トム・クルーズの代表作には他にどのようなものがありますか?
A: 「トップガン」シリーズ、「マイノリティ・リポート」、「宇宙戦争」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「ラスト サムライ」など、アクションからSF、ドラマまで幅広いジャンルで数多くのヒット作に出演しています。
Q: 日本のファンに親しまれている理由はどこにあると思いますか?
A: 迫真のスタントを自らこなすアクション俳優としての魅力はもちろん、プロモーションで頻繁に来日し、ファンサービスを熱心に行う親日家として知られていることも、日本のファンに愛される大きな理由でしょう。
ド(10)リーム(6)を追って: 夢をかなえる日
飲食店などを展開する株式会社KUURAKU GROUPが制定。日付は「ド(10)リーム(6)」と読む語呂合わせから。同社は「感動共有」を企業理念に掲げており、夢を持つことの素晴らしさを伝え、夢の実現を応援する目的があると考えられます。

Q: なぜKUURAKU GROUPが「夢をかなえる日」を制定したのですか?
A: 同社は企業理念として「感動共有」を掲げ、従業員や顧客の夢の実現を応援する文化を持つとされています。この記念日を通じて、夢を持つことの大切さや、目標に向かって努力することの素晴らしさを社会全体に広めたいという思いがあると考えられます。
Q: 夢をかなえるために大切なことは何だと思いますか?
A: まずは具体的な目標を設定し、それに向かって計画を立て、諦めずに努力し続けることが重要です。また、周りの人のサポートを得たり、失敗から学んだりすることも成長の糧になります。そして何より、自分の夢を信じ続ける情熱が大切です。
Q: この日にはどのようなことをするのがおすすめですか?
A: 自分の夢や目標を改めて見つめ直したり、将来なりたい姿を具体的にイメージしたりするのに良い日です。また、夢に向かって頑張っている人を応援したり、小さな一歩でも行動を起こしてみたりするのも素敵ですね。
豆菓子に感謝: でん六の日
豆菓子メーカーの株式会社でん六が制定。日付は「でん(10)六(6)」の語呂合わせから。同社の社名にもなっている看板商品「でん六豆」が、2016年(平成28年)に発売60周年を迎えたことを記念して制定されました。
Q: 株式会社でん六とはどんな会社ですか?
A: 山形県山形市に本社を置く、豆菓子を中心とした菓子メーカーです。看板商品の「でん六豆」をはじめ、「ポリッピー」「味のこだわり」など、長年にわたり親しまれている商品を数多く製造・販売しています。
Q: 「でん六豆」はどのような商品ですか?
A: 落花生に甘いコーティングを施し、砂糖や寒梅粉などをまぶした、カリッとした食感が特徴の豆菓子です。独特の甘じょっぱさが人気で、お茶うけやおつまみとして広く愛されています。
Q: なぜ会社名が「でん六」なのですか?
A: 創業者である鈴木傳六(でんろく)氏の名前に由来します。彼の名前を冠した「でん六豆」が大ヒットしたことから、会社名も「株式会社でん六」となりました。
オイルショックを忘れない: 石油の日
石油・エネルギー業界の専門紙を発行する株式会社燃料油脂新聞社が制定。日付は「106」を「1=イ、0=オ、6=ル」と見立てて並べ替えると「オイル(石油)」となる語呂合わせと、1973年(昭和48年)10月6日に第四次中東戦争が勃発し、これが引き金となって「第一次オイルショック(石油危機)」が発生した歴史的な教訓から。
Q: なぜ燃料油脂新聞社が「石油の日」を制定したのですか?
A: 石油業界の専門紙として、エネルギー資源である石油の重要性や安定供給の大切さを社会に啓発し、過去のオイルショックの教訓を忘れないようにとの思いから制定したと考えられます。省エネルギー意識の向上も目的の一つでしょう。
Q: 第一次オイルショックとはどのような出来事でしたか?
A: 第四次中東戦争をきっかけに、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)が原油価格の大幅な引き上げと、イスラエル支持国への石油禁輸措置を実施したことにより、世界経済が大混乱に陥った出来事です。日本では物価の急騰や深刻な物不足(トイレットペーパー騒動など)を引き起こしました。
Q: この記念日から私たちは何を学ぶべきでしょうか?
A: 石油という資源が有限であること、そして国際情勢によって私たちの生活がいかに大きな影響を受けるかということを再認識させてくれます。エネルギーの安定供給の重要性や、日頃からの省エネルギーへの取り組み、代替エネルギー開発の必要性などを考えるきっかけとなる日です。
日本の国際貢献スタート: 国際協力の日
1954年(昭和29年)10月6日に、日本が開発途上国の経済・社会開発を支援する国際機関「コロンボ・プラン」への加盟を閣議決定したことを記念する日です。これにより、日本の政府開発援助(ODA)が本格的に始まりました。外務省などが中心となり、国際協力への理解と参加を呼びかけています。
Q: コロンボ・プランとは何ですか?
A: アジア・太平洋地域の国々の経済的・社会的な発展を支援するために、1951年に発足した国際協力機構です。主に技術協力や研修生の受け入れ、専門家の派遣などを通じて、加盟国間の相互協力を促進しました。
Q: なぜ日本は戦後間もない時期に国際協力に参加したのですか?
A: 戦争からの復興を遂げ、国際社会への復帰を目指す中で、アジアの一員として地域の平和と発展に貢献することが日本の責務であると考えられたためです。また、国際的な信頼を得て、経済発展にもつなげたいという意図もありました。
Q: 現在の日本の国際協力はどのような形で行われていますか?
A: 政府開発援助(ODA)を通じて、開発途上国への資金協力(円借款や無償資金協力)や技術協力(専門家派遣、研修員受入、機材供与など)を行っています。また、国際機関への拠出や、NGOとの連携による支援など、多様な形で世界の貧困削減や持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献しています。
市民サービス向上の先駆け: 役所改革の日
1969年(昭和44年)10月6日に、千葉県松戸市役所が、市民からの要望や苦情にすぐに対応するための専門部署「すぐやる課」を設置したことを記念する日です。当時の役所の縦割り行政や形式主義を打破する画期的な試みとして、全国的に注目されました。
Q: 松戸市役所の「すぐやる課」とはどのような部署でしたか?
A: 市民から寄せられる「どこに相談したら良いかわからない」「役所の対応が遅い」といった様々な問題に対し、担当部署の垣根を越えて迅速に対応・解決することを目的とした部署です。「すぐやらなければならないもので、すぐやれるもの」をモットーに行動しました。
Q: なぜ「すぐやる課」が画期的だったのですか?
A: 当時の役所は、手続きや管轄が複雑で、市民サービスが迅速に行われないというイメージがありました。「すぐやる課」は、そうした状況を改善し、市民目線に立った柔軟でスピーディーな対応を目指した点で、前例のない画期的な取り組みでした。
Q: この出来事が現代の行政サービスに与えた影響はありますか?
A: 松戸市の「すぐやる課」は、他の多くの自治体にも影響を与え、同様の部署が設置されるきっかけとなりました。行政における「ワンストップサービス」や「市民相談窓口」の充実など、今日のより利便性の高い行政サービスの実現に向けた先駆けと言えます。