10月16日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
国際連合食糧農業機関(FAO、本部:ローマ)が1981年(昭和56年)に制定した国際デーの一つです。FAOの設立日(1945年10月16日)を記念しています。世界の食料問題を考え、飢餓や栄養不足、貧困に苦しむ人々への意識を高め、食料の生産と分配の改善を通じてこれらの問題を解決していくことを目的としています。
Q: なぜFAOの設立日が「世界食糧デー」になったのですか?
A: FAOは、世界の食料安全保障と栄養改善を使命とする国連の専門機関です。その設立日は、国際社会が食料問題に組織的に取り組み始めた象徴的な日であるため、この日が選ばれました。世界中の人々が食料問題について考え、行動を起こすきっかけとするためです。
Q: 世界の食料問題にはどのようなものがありますか?
A: 飢餓や栄養不良だけでなく、食料の生産・流通における不均衡(食料が余る国と不足する国の存在)、気候変動による農業への影響、紛争による食料危機、食品ロス・廃棄の問題など、多岐にわたります。これらの問題は相互に関連し合っています。
Q: 日本ではどのような取り組みが行われていますか?
A: 政府やNGO、企業などが、食料問題に関するセミナーやシンポジウム、写真展、募金活動などを実施しています。学校給食で世界の料理を提供したり、食品ロス削減を呼びかけたりする取り組みも見られます。私たち一人ひとりが食料の大切さを考え、無駄をなくすことも重要です。
アメリカの辞書製作者であり、「アメリカ語の父」とも呼ばれる教育者ノア・ウェブスター(Noah Webster、1758年10月16日~1843年5月28日)の誕生日にちなんで制定された記念日です。(特定の制定団体があるわけではありません)
Q: ノア・ウェブスターはどのような功績を残したのですか?
A: 彼は、独立間もないアメリカ独自の英語のスペルや発音、語法を確立しようと尽力しました。代表的な著作である『アメリカ英語辞典(An American Dictionary of the English Language)』(1828年)は、後のアメリカにおける辞書編纂の基礎となり、現在も続くメリアム=ウェブスター辞典の基盤となっています。彼はスペル改革も提唱しました。
Q: なぜ辞書が大切なのですか?
A: 辞書は言葉の意味、スペル、発音、語源、用法などを知るための基本的なツールです。正確なコミュニケーションを図る上で不可欠であり、学習や研究、翻訳、創作活動など、あらゆる知的活動を支えています。また、辞書を読むことで新しい言葉や知識に出会う楽しみもあります。
Q: 辞書の日はどのように過ごすのがおすすめですか?
A: 普段使っている辞書(紙でも電子辞書でも)を改めて開いてみたり、知らない言葉を調べてみたり、語源を辿ってみたりするのがおすすめです。図書館や書店で様々な種類の辞書を見比べてみるのも面白いかもしれません。言葉の世界の奥深さに触れる日です。
一般社団法人・全国農業協同組合中央会(JA全中)が制定。日付は、同日が国連食糧農業機関(FAO)が制定した「世界食料デー」であり、世界各国で食料問題を考える日であることから選ばれました。「国消国産(こくしょうこくさん)」とは、「国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する」という考え方です。
Q: なぜJA全中が「国消国産の日」を制定したのですか?
A: 日本の食料自給率が低い現状を踏まえ、国内で生産された農産物を消費することの重要性を消費者に伝え、理解を深めてもらうためです。国産農産物の消費拡大を通じて、日本の農業を守り、食料の安定供給基盤を維持していくことを目的としています。
Q: 国消国産を推進することにはどのようなメリットがありますか?
A: 食料自給率の向上による食料安全保障の強化、国内農業の活性化と農村地域の維持、新鮮で安全な農産物の供給、輸送距離が短いため環境負荷(フードマイレージ)の低減、日本の食文化の継承などのメリットが考えられます。
Q: 私たちが国消国産のためにできることは何ですか?
A: 日々の買い物で、産地表示を確認して国産の農産物や食品を選ぶこと、旬の食材を積極的に食べること、地域の直売所などを利用することなどが挙げられます。また、日本の農業が抱える課題に関心を持つことも大切です。
アメリカ発祥の記念日で、職場で日頃お世話になっている上司(ボス)に対して、感謝の気持ちを表す日です。1958年にアメリカのパトリシア・ベイ・ハロスキ氏が、自身の父親であり上司でもあった人物を称え、会社に提案したのが始まりとされ、彼女の父親の誕生日である10月16日が記念日となりました。(日付は年によって変動することもあります)
Q: ボスの日はどのように祝われるのですか?
A: アメリカでは、部下たちが共同で上司に感謝のメッセージカードやプレゼントを贈ったり、ランチをご馳走したりするのが一般的です。日本でも近年、この日に合わせて上司への感謝を伝えるキャンペーンなどが行われることがあります。
Q: なぜ上司に感謝する日が設けられたのですか?
A: 部下の成長をサポートし、チームをまとめ、時には厳しい判断も下す上司の労苦や貢献に光を当て、良好な職場関係を築くきっかけとするためと考えられます。日頃なかなか言えない感謝の気持ちを伝える良い機会となります。
Q: 感謝を伝えるのに適したプレゼントは何ですか?
A: 高価なものである必要はなく、気持ちが伝わることが大切です。メッセージカード、お菓子やコーヒーなどのちょっとしたギフト、部署全体で贈る場合は花束なども良いでしょう。相手の好みや負担にならない範囲で選ぶのがポイントです。
1846年10月16日に、アメリカ・マサチューセッツ総合病院で歯科医師ウィリアム・T・G・モートンが、エーテルを用いた吸入麻酔下での公開手術(頸部腫瘍の摘出)に初めて成功したことを記念する日です。この成功により、外科手術における麻酔の有効性が広く認知され、近代麻酔学が大きく発展するきっかけとなりました。
Q: この出来事は何が画期的だったのですか?
A: それまでの外科手術は、患者が激しい痛みを感じる中で行われるのが普通でした。麻酔の導入により、患者は手術中の痛みから解放され、より安全で複雑な手術が可能になりました。これは医学の歴史における非常に重要な転換点でした。
Q: 現代の麻酔はどのようになっていますか?
A: エーテルは引火性などの問題から現在では使われていませんが、その後、より安全で効果的な吸入麻酔薬や静脈麻酔薬、局所麻酔薬などが開発されました。麻酔科医は、患者の状態を監視しながらこれらの薬を適切に管理し、手術中の痛みを取り除くだけでなく、全身の状態を安定させる重要な役割を担っています。
Q: 麻酔の日にはどのようなことが行われますか?
A: 世界各地の麻酔科学会や医療機関などで、麻酔の歴史や重要性、安全性に関するセミナーや講演会、一般向けの啓発イベントなどが開催されることがあります。麻酔医療への理解を深める日とされています。
* 1384年 - ヤドヴィガがポーランド王に即位
* 1793年 - マリー・アントワネットが処刑される
* 1813年 - ライプツィヒの戦いが始まる
* 1846年 - エーテル麻酔を使用した手術が行われる
* 1859年 - ジョン・ブラウンがハーパーズ・フェリーを襲撃
* 1886年 - 釜石で洋式高炉による出銑に成功、近代製鉄が始まる
* 1923年 - ウォルト・ディズニー・カンパニー創立
* 1945年 - 国際連合食糧農業機関(FAO)が設立
* 1964年 - 中華人民共和国が初の原爆実験に成功
* 1978年 - ヨハネ・パウロ2世がローマ教皇に選出
* 1985年 - 阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝
* 2020年 - アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代興行収入1位となる
* ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティ (ミラノ公, 1351年)
* 丹羽長秀 (武将, 1535年)
* プリンツ・オイゲン (軍人, 1663年)
* ノア・ウェブスター (辞書編纂者, 1758年)
* 田中久重 (発明家, 1799年)
* 伊藤博文 (政治家, 1841年)
* オスカー・ワイルド (作家, 1854年)
* ユージン・オニール (劇作家, 1888年)
* アンジェラ・ランズベリー (女優, 1925年)
* 大山のぶ代 (声優, 1933年)
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