12月7日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
日本初の飾り付け?西洋文化の象徴: クリスマスツリーの日
1886年(明治19年)12月7日に、横浜のプラザホテル(※明治屋の誤りでした、記録としては明治屋が有力)で、外国人船員のために日本で初めてクリスマスツリーが飾られた、とされることに由来する記念日です。(※ただし、日本における最初のクリスマスツリーについては諸説あります)

Q: なぜ12月7日が「クリスマスツリーの日」なのですか?
A: 1886年(明治19年)のこの日、横浜の明治屋(※当初情報に基づきホテルとしましたが明治屋が有力)が、外国人船員向けに日本で初めてクリスマスツリーを飾ったという記録に基づいて制定されたとされています。これが、日本におけるクリスマスツリー普及のきっかけの一つと考えられています。
Q: 日本で最初にクリスマスツリーが飾られたのは本当に明治屋ですか?
A: 明治屋の記録が有名ですが、それ以前にプロイセンの公使が公邸で飾った記録(1860年頃)や、築地の大学(明治学院大学の前身)で飾られた記録(1883年頃)など、複数の説が存在します。どの記録を「最初」とするかは解釈が分かれるところですが、明治屋の事例は、商業施設における一般向けの飾り付けとして初期のものと考えられます。
Q: クリスマスツリーを飾る習慣はいつ頃から世界に広まったのですか?
A: ドイツが起源とされ、中世の宗教劇で使われた木が原型と言われています。16世紀頃からドイツの家庭で飾られるようになり、19世紀にイギリスのヴィクトリア女王の夫アルバート公が王室に持ち込んだことや、ドイツ系移民によってアメリカに伝えられたことなどから、世界中に広まっていきました。
紙芝居文化の普及と交流を願う日: 世界KAMISHIBAIの日
紙芝居の普及活動を行う「紙芝居文化の会」が、団体の設立日(2001年(平成13年)12月7日)を記念して制定。紙芝居という日本独自の文化を通じて、国内だけでなく国際的な文化交流を深めたいとの思いから、記念日名は世界共通語を目指して「KAMISHIBAI」とアルファベットで表記されています。
Q: 世界KAMISHIBAIの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 日本発祥の文化である紙芝居の持つ教育的・文化的な価値を国内外に広く伝え、その普及と発展、そして紙芝居を通じた国際交流と相互理解を促進することを目的としています。
Q: なぜ記念日名が「KAMISHIBAI」とアルファベットなのですか?
A: 紙芝居の魅力が国境を越えて世界に広がりつつある中で、「KAMISHIBAI」という言葉が世界共通語として認識され、文化交流のツールとなることへの願いが込められています。
Q: 紙芝居にはどのような魅力や教育効果がありますか?
A: 演じ手と観客が一体となって物語の世界に入り込める「共感」の体験が大きな魅力です。絵の場面転換と語りによって想像力が刺激され、集中力や聞く力、言葉への関心などが育まれます。また、世代や文化を超えて楽しめるコミュニケーションツールとしても注目されています。
航空機の安全な運航を支える: 国際民間航空デー (International Civil Aviation Day)
1994年の国際民間航空機関(ICAO)設立50周年を機に、同機関が提唱し、1996年の国連総会で正式に制定された国際デーです。日付は、ICAOの設立を定めた「国際民間航空条約」(シカゴ条約)が署名された1944年12月7日に由来します。世界の社会・経済発展に対する国際民間航空の重要性についての認識を高めることを目的としています。
Q: 国際民間航空機関(ICAO)とはどのような組織ですか?
A: 国際連合の専門機関の一つで、国際民間航空の安全で秩序ある発展を促進するために設立されました。航空機の安全基準、航空交通管制のルール、空港の設備基準など、国際的な標準や規則を策定し、加盟国間の協力を調整しています。
Q: なぜ国際民間航空デーが必要なのですか?
A: 航空輸送は、人々の移動や物流を支え、国際的な交流や経済発展に不可欠な役割を担っています。その一方で、安全確保、環境問題(CO2排出削減など)、テロ対策など、多くの課題も抱えています。この記念日は、航空業界が直面する課題への取り組みを促し、その持続可能な発展の重要性を訴える機会となっています。
Q: 私たちの生活と民間航空はどのように関わっていますか?
A: 旅行やビジネスでの長距離移動はもちろん、輸入される食料品や製品の輸送、緊急時の医療搬送など、私たちの生活は様々な形で民間航空によって支えられています。国際的なルール作りや安全基準の維持が、私たちの安全で便利な暮らしを守っています。