12月19日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
徳川好敏、日本の空を飛ぶ: 日本人初飛行の日
1910年(明治43年)12月19日に、陸軍工兵大尉(当時)であった徳川好敏(とくがわ よしとし)が、東京の代々木練兵場(現在の代々木公園)において、フランス製のアンリ・ファルマン式複葉機を操縦し、日本国内における初めての公式な動力飛行に成功したことを記念する日です。(※注:同日、日野熊蔵陸軍歩兵大尉も飛行に成功していますが、飛行時間・距離で徳川大尉が上回ったと記録されています)
Q: 日本人初飛行の日は、どのような出来事を記念していますか?
A: 徳川好敏陸軍大尉(当時)が、日本国内で初めて飛行機による公式な動力飛行に成功したという、日本の航空史における歴史的な出来事を記念しています。
Q: なぜ代々木練兵場で初飛行が行われたのですか?
A: 当時の代々木練兵場は、広大な敷地を持つ陸軍の演習場であり、飛行実験を行うのに適した場所でした。多くの観衆が見守る中での公開飛行となりました。
Q: 徳川好敏はどのような人物ですか?
A: 陸軍軍人であり、日本の航空界のパイオニアの一人です。フランスで飛行機の操縦技術を学び、帰国後、日本初の飛行機操縦士となりました。日本の航空技術の発展に大きく貢献しました。なお、徳川慶喜(江戸幕府最後の将軍)とは縁戚関係にありますが、直系ではありません。
健やかで美しいまつ毛へ「まつ(12)育(19)」: まつ育の日
「スカルプD」ブランドなどで知られるアンファー株式会社が制定。日付は「まつ(12)いく(19)」(まつ毛育成)と読む語呂合わせから。まつ毛のケア(まつ育)の重要性を啓発し、健康で美しいまつ毛を育むことを応援する日です。

Q: まつ育の日は、どのような目的で制定されましたか?
A: まつ毛エクステンションやまつ毛パーマ、マスカラなどの使用により、まつ毛へのダメージが気になる人が増えていることから、まつ毛美容液などを使った「まつ育」(まつ毛のケア・育成)の重要性を広め、健康で美しい自まつ毛を育む意識を高めることを目的としています。
Q: なぜ12月19日が「まつ育の日」なのですか?
A: 「まつ(12)いく(19)」という覚えやすく、活動内容を直接的に示す語呂合わせから、この日が選ばれました。
Q: まつ毛を健康に保つためにはどうすればよいですか?
A: まつ毛も毛髪の一部なので、バランスの取れた食事や十分な睡眠など、体全体の健康を保つことが基本です。目元を強くこすらない、ビューラーを優しく使う、アイメイクを丁寧に落とすなど、まつ毛への物理的な負担を減らすことも大切です。まつ毛美容液を使用する場合は、用法・用量を守り、清潔な状態で使用しましょう。
南南協力の重要性を認識する日: 国連南南協力デー (United Nations Day for South-South Cooperation)
開発途上国同士(南と南)の協力、いわゆる「南南協力」の重要性を認識し、その取り組みを促進するために国連が定めた国際デーです。日付は、1978年12月19日に国連総会で「ブエノスアイレス行動計画」(開発途上国間の技術協力に関する重要な文書)が承認されたことに由来します。(※注:2011年以降は9月12日に変更されていますが、12月19日も関連の日として認識されることがあります)
Q: 「南南協力」とは具体的にどのような協力ですか?
A: 開発途上国(グローバル・サウスと呼ばれる国々)が、互いの知識、経験、技術、資源などを共有し、協力し合うことで、共通の課題(貧困、保健、教育、環境など)の解決や、持続可能な開発を目指す取り組みのことです。先進国からの援助(南北協力)を補完する、あるいは代替するものとして重要性が増しています。
Q: なぜ南南協力が重要なのでしょうか?
A: 開発途上国同士は、似たような開発課題や文化的背景を持つことが多く、互いの経験や教訓を共有することで、より現地の状況に適した効果的な解決策を見つけやすいという利点があります。また、途上国自身の主体性(オーナーシップ)を高め、対等なパートナーシップに基づく協力関係を築くことができます。
Q: 日本は南南協力にどのように関わっていますか?
A: 日本は、直接的な二国間援助(南北協力)に加え、途上国同士の協力を支援する「三角協力」という形で南南協力にも積極的に関与しています。例えば、日本が技術協力を行った途上国が、その経験を活かして他の途上国へ技術指導を行う際に、日本がその活動を資金面や専門家派遣などで支援するといった形です。